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「盛り上がるウェビナー」のやり方
Webセミナー(ウェビナー)を行う際、少々気になるのが主催者側と参加者の温度差。静粛モードで行うウェビナーも良いのですが、参加者を巻き込み、一体となるようなウェビナーであれば、硬い雰囲気ではなく、懇談会のような柔らかい雰囲気になりますし、いつもとは違った企業の良さを知っていただくきっかけにもなるかと思います。
参加者も「観る」だけの参加ではなく、「参加」するようなウェビナーであればよりリアルに近いセミナーになりますよね。
そこで今回は、主催者・参加者一体型の盛り上がるウェビナーの方法についてご紹介していきます。
目次
- オンラインホワイトボードを使用し、質問や意見を可視化
- 開始後の5分間、セミナーとは関係ない内容でコミュニケーションを取る
- セミナーの途中でクイズコーナーを設ける
- あえてカメラ・マイク共にONで参加いただく
それでは詳しく解説していきます。
1.オンラインホワイトボードを使用し、質問や意見を可視化
チャット形式では、内容を見逃してしまうなど全ての質問に返答できない可能性もありますし、流れてしまうので古い質問は画面から消えてしまいますよね。頂いた意見や質問を全て画面上で表示し、共有することができれば主催者側はもちろん、参加者もより多くの情報を知ることができます。
オンラインホワイトボードを使えば、ふせんとして質問や意見を画面上に残すことができます。こうすることにより、主催者側は漏れなく回答できますし、参加者側も質問への回答が流れてしまうこともありません。また、画面上に自分の質問が残ることにより、参加しているという意識が強くなります。
2.開始後の5分間、セミナーとは関係ない内容でコミュニケーションを取る
ウェビナーを開始した5分間を、参加者とのコミュニケーションの時間にします。これには2つのメリットがあり、1つ目は参加者がWebでのコミュニケーションに慣れるため、そしてもう1つは雰囲気を和らげるためです。
多くの営業マンが取り入れる手法でもありますよね。例えば、「皆様、本日はどちらから参加していますか?オフィスや自宅など…チャットで教えてください!」などの質問を投げます。参加者はチャットで質問に返答することで、チャットを実際に操作することができますので、慣れていない方でも操作性を知ることができます。
また、人は見た目が7割と言われるように、ファーストインプレッションはとても大切です。ウェビナーでは顔を合わすことができないので、開始直後の時間がファーストインプレッションと言えるでしょう。世間話からスタートすることで、雰囲気が和らぎ、良い印象でセミナーに移行することができます。
3.セミナーの途中でクイズコーナーを設ける
クイズは参加者とコミュニケーションを取るだけでなく、しっかりとセミナーを聞いていてもらうことができるイベントです。例えばセミナー開始すぐに、途中でクイズコーナーがありますので聞き逃さないでくださいね!等の案内をしておくことで、参加者は注意深くセミナーを聞きます。また、全問正解者には何かの特典がつくことで、よりしっかりと聞いてくれるでしょう。
クイズコーナーはセミナーを盛り上げやすい一番の手法と言っても過言ではありません。
4.あえてカメラ・マイク共にONで参加いただく
こちらは少人数でのウェビナーで有効的です。お互いの顔が見えることで安心感が生まれますし、リアルに近い形でのセミナーになります。質問コーナーでも有効的で、質問がある方は挙手をお願いします!と言い、名指しで質問者を決定すれば質問がバッティングすることも流れることもありません。
また、参加者を名前で呼ぶことができるので一気に親近感がわくようなセミナーにすることができます。
ただ、参加者によってはカメラONに抵抗のある方もいらっしゃると思うので、事前の案内はしっかりとしておくことをおすすめします。
いかがでしたでしょうか。
参加者のカスタマーエクスペリエンスを向上させ、より親密な関係になるのも一体型のウェビナーでこそできることです。一体型で盛り上がるセミナーを取り入れてみるのも良いのではないでしょうか。