WEBで開催するイベントのメリットは?
昨今の社会情勢により、リアルでのイベント開催が難しくなってきました。ほとんどの企業様はWebを主体とするイベントに切り替えるなど、展示会やイベントのやり方が変わってきています。
企業の見せ方がWeb主体に変化している今、Webでのイベント開催にどのようなメリット・デメリットがあるのかご紹介いたします。
【Webイベントのメリット】
- コストを抑えられる
- 天候や社会情勢に左右されない
- 正確な参加者のデータを収集することができる
- 幅広い顧客と接触することができる
- 平等な時間参加者に説明できる
- 参加者、主催者共にメリットがある
【Webイベントのデメリット】
- 混雑状況が分かりづらい
- 競合他社に見られやすい
- 会場での新しい出会いが減る
それでは詳しく解説していきます。
【Webイベントのメリット】
1.コストを抑えられる
リアルでイベントを開催すると、
- 会場費
- パンフレットやポスターなどの商材
- 会場に設置する装飾
- 機材等のレンタル費用
等の費用が発生します。会場の大きさや場所によって費用の振り幅はありますが、100名程度の収容人数がある会場を使用する場合、少なくても20万円程度はかかります。より大きなキャパシティの会場を借りようと思うと100万円を越えます。
この会場費とは別に、商材や装飾等を含めると最低でも100万円程度はかかってきます。
しかしWebでのイベントでは
- 機材
のみしか費用が発生しません。会場費は発生しませんし、商材はダウンロード資料を用意することでコストがかからず用意できます。会場の装飾等も必要ありませんので、カメラやカメラ付パソコンなどの機材を用意するだけで開催することができます。
2.天候や社会情勢に左右されない
台風や大雨の影響で交通機関が止まってしまい、会場に足を運べなくなるリスクもあります。また、最近では新型コロナウイルスの影響により、大多数が集まるようなイベントへの参加は敬遠されています。
Webでイベントを開催すると、このような状況に左右されません。
3.正確な参加者のデータを収集することができる
リアルでのイベントでは、名刺を失念してしまう参加者や、顧客情報の入手漏れ等が発生する場合があります。
Webイベントでは、参加者に事前にアンケートに回答してもらうことで確実に顧客情報を入手することができます。また、アンケートに気になる製品やお困りごとなどの項目を入れることで、顧客がどのような製品を探しているのか知ることができるので、提案がスムーズになります。
4.幅広い顧客と接触することができる
「幅広い」というのは業種や役職だけでなく、遠方の顧客の意味も含みます。リアルでのイベントでは、場所柄来場できない顧客も多いです。また、合同イベントとなると参加者全員と接触することは難しいですよね。
このような課題がクリアされることで、顧客・潜在顧客の獲得が大いに期待できます。
5.平等な時間参加者に説明できる
リアルでのイベントでは、主催者・参加者の状況により参加者全員に同じ時間製品の紹介をすることは難しいです。ゆっくりと時間をかけて説明できる顧客もいれば、大まかな部分しか伝えられない顧客もいます。
その点、Webなら同じ説明を全員に行うことができるのでムラが生まれません。
6.参加者、主催者共にメリットがある
上記を含め、主催者にはメリットがあることが分かるかと思いますが、参加者も同じです。お住いの場所関係なく参加できるので交通費等の費用がかかりませんし、何より今は新型コロナウイルスへの感染が予防できます。
更に、テレワークでも参加できるのであらかじめ予定を立てておきやすいです。
【Webイベントのデメリット】
1.混雑状況が分かりづらい
参加者を直接見ているわけではないので、どの程度の人数が参加しているのか不透明になってしまいます。ただ、我々システムズナカシマがお届けするWEB EXPO.jpでは、サイト内で混雑状況が分かるようアップロードを行う予定なのでこちらの問題点はクリアになります。
2.競合他社に見られやすい
競合他社に現在の取り組みや技術を見られてしまう可能性は上がります。業種によって話す内容を変えることができないので、手の内を知られてしまう場合もあるでしょう。
3.会場での新しい出会いが減る
リアルイベントでよく起こる、会場での思わぬ出会いが減ってしまいます。特に合同イベントでは、「会社のことは知らなかったが、御社のような製品を探していた」というような出会いがたくさん起こります。
その点、Webイベントでは、そもそも顧客の目に届かなければ参加には至らないので、このような出会いは減少するでしょう。
いかがでしたでしょうか?
Webイベント開催にはデメリットもありますが、メリットのほうが圧倒的に多いです。このような状況だからこそ、「イベントの中止」ではなく「Webイベントに切り替え」をすることで、主催者も参加者もその業界を盛り上げることができるのではないでしょうか。
この機会に是非、Webイベントの開催を検討してみてください。
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